レコーディングエンジニアの仕事ブログ

レコーディングの事、音楽の事、DAW.DTMの事など適当に書きます

バスドラム用のマイクは?

どの楽器にどんなマイクを使えばいいのか?
という疑問を持っている人は多いはずです。

少しづつですが楽器別のマイクの違いによる音色の特徴、使い方など書いていこうと思います。

 

今回のお題はバスドラム(BD,KICK)

ドラムサウンドの中核を担う非常に重要な楽器です。
バスドラムによく使われるマイクを紹介していきます。

 

ゼンハイザー SENNHEISER MD421-II(MD421オリジナル)



通称くじらと呼ばれると色々なところで書いてあるのを見ますが、今はほぼ421(よんにーいち)と呼ばれています。
BDの中に入れるオンマイクや少しオフ気味でもアタック音から低音までしっかりと録音してくれる優れもの。
無印の421よりも現行機種のマーク2の方がドンシャリ気味です。
タイトなロックからポップスまで幅広く対応でき、汎用性が一番高いマイクと言えるのではないでしょうか? 私は421大好きです。



audio-technica オーディオテクニカ ATM25



日本が誇るマイクメーカー オーディオテクニカの低音楽器用マイクです。
音色はややアタックが強く、タイトな傾向です。
少しEQくさい音ではありますがハードロックやメタルなど早くてアクセントの強い音が欲しい時に重宝します。
マイク本体も小さいので狭い場所へのマイキングなどでも使い勝手が良いです。

 

 

AKG D112

通称タマゴ。AKGダイナミックマイクの傑作D12の後継機となります。
このマイクの音色はドンシャリです。
ドンシャリと言っても不快な人工的な音ではなくスムーズなドンシャリ
高音から低音まで実にふくよかに収録できます。
難点をあげるとすれば形の都合上キックのホールが小さいと入らなかったり
中に入っても自由にマイキングが出来ない事があげられます。
この形はD12スタイルでなくても良かったように思います。

 




SHURE シュアー BETA52A

シュアーの低音楽器用マイクです。
これは実に特徴的な音がします。
50Hz付近の超低音まで"出すぎる"と思えるほどしっかりと録音できるので
ちょっと大きなスピーカーで聞くとその異様とも思える地鳴りのような低音に驚く事でしょう。
私はこのマイクはサブとして使います。
昔はフロント部分にノイマンの47FETなどを使っていましたが
ボフ・・ヴォ!という超低音のみを狙ったマイキングでは今はこれが最適だと思います。
例えばメインで421を使って外側に52を立てる という使い方です。

 

 

 

EV エレクトロボイス RE-20

 


昔は赤坂マイクなんて呼ばれていた時代もありますRE-20です。
RE-20は形からもわかるように少し指向性が強いです。
音色は太くドライな印象ですので70年代ロックサウンド、JAZZなどには最適でしょう。
最近ではRE-20を置いていないスタジオが増えてきてしまいましたが非常に優秀で魅力のあるマイクだと思います。

 

定番機種を取り上げてみましたが最近は各メーカーシリーズ違いで手の届きやすい金額帯の製品も出てきています。

ただ長く使うのであれば長年スタジオで定番として使われている421やD112あたりを買うというのが良いのかも知れません。

逆にスタジオには置いていない機種を個人で買って試すという楽しみもあるでしょう。

マイクを購入する際の参考になれば幸いです。

 

次回はスネアを取り上げようと思います。
スネアの録音に使うマイク紹介

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おわり

 

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