レコーディングエンジニアの仕事ブログ

レコーディングの事、音楽の事、DAW.DTMの事など適当に書きます

ライブについて

これからはCDではなくてライブでお金を作る時代
とか言う人がいますが、ライブで食えるほどファンがつくまでが大変なんですよね。
これはすでに知名度のある人の場合。

●そもそもライブで利益を出すには東京ドームなどの巨大施設ではなくZEPとかの大規模ライブハウス位でないといけないのです。
日本の施設使用料金というのはものすごい高く、さらに数万人規模のチケットを売るのにプレイガイド等での宣伝費、運営費などが膨大にかかるためです。

なのでキャパが100人規模のライブハウスなんて論外です。
下北あたりのライブハウスでも貸切で使うと1日15万から25万くらいかかるんです。
それプラスドリンク代を強制的に徴収する。

私はいつも思うのですが沢山あるライブハウスなんてほとんど要らないと思うのです。
潰れてしまえと思うのです。
昔みたいにバンドを育てて・・なんて真面目な経営をしている所は皆無で、とりあえず何でもいいからブッキングするという姿勢です。
高円寺にもざっと思いつくだけで10件くらいありますが
ほとんどは毎日名も無き素人の宴。
客も友達だけ。ノルマ代はメンバーが自腹。
人が入らないので人気も知名度も出ない。
そもそも質が低いのでいくらやっても客は増えない。
でもライブハウスの店長には上下関係を示すため終了後説教される。

こんなのが今のライブハウスの実情です。

本来バンド・出演者は客でしょ?
なのに「今日は選曲がイマイチだったよ。MCでもっとつかまないと」
「もっと客呼べないと次のステップ行けないよ?」
などと偉そうな態度を取るんです。
「本日はご利用頂きましてありがとうございました」
でしょ?
ライブハウスで企画した通常ブッキングというのは単なる数合わせでしかないのですが、ライブハウス側の企画なのにライブハウスは一切集客の努力はしない。
商売としてのこのスタンスが許されているのはおかしいと思います。

アマチュアが楽しくバンド発表会をやるのは大変結構だしむしろ音楽の本来の楽しみ方だと思うのですが
そこに「プロになりたい」という意識が入るととたんにつまらないものになるんですよ。

実際付き合いで行くライブで良いバンドに会うことなんて無いし、客だって友達終わったら帰ろう・・そんな程度の意識ですよ。

あとイメージが悪い。
タバコ臭くてお酒飲んでて柄が悪いチンピラみたいなのがうろうろしてる。
これじゃあOLや女子高生なんて来ないですよ。

クラブみたいに夜の遊び・出会いの要素もない。
(昔はヤ○ザさん達がいた世界のようですが今はそんな話聞きません。お金にならないから手を引いてるんでしょう。クラブ系が繁盛しているのはそういう側面もあるのかも知れません。)

なのでアマチュア向けのライブハウスは安い料金で楽しく出来る場所を作って
プロ向けのライブハウスは大きめでしっかりとした出演基準があって1駅に1個位でよいと思うんですね。

極論かもしれませんが今のライブハウスシーンから良いバンドが世に出てくる気が全くしません。

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